交通費申請書とは
交通費申請書は、業務上の移動にかかった交通費を会社に請求するための書類です。営業先への訪問、会議への出席、研修への参加など、通常の通勤以外で発生した交通費を精算する際に使用します。
通勤定期券の範囲外で発生した交通費や、タクシーを利用した場合など、実費精算が必要な交通費を正確に記録・申請します。ICカードの利用が一般的になり領収書がない場合も多いため、利用区間と金額を正確に記載することが重要です。
こんな時に使います
営業先・取引先への訪問
通勤経路外の取引先を訪問した際の電車代・バス代・タクシー代を申請します。
社外会議・打ち合わせへの出席
他社や外部会場で行われる会議に出席した際の交通費を申請します。
研修・セミナー会場への移動
社外研修やセミナーの会場までの交通費を申請します。
複数拠点間の移動
自社の支社や工場など、通常の勤務地以外への移動にかかった交通費を申請します。
書き方のポイント
利用区間を正確に記載
「○○駅→△△駅」のように、乗車駅と降車駅を明記します。乗り換えがある場合も経路がわかるように記載しましょう。
往復・片道を明記
往復で申請する場合は「往復」と明記します。片道のみの場合(直行直帰など)はその旨を記載します。
利用日と目的を記載
いつ、何のために移動したかを記載します。同じ日に複数の移動がある場合は、それぞれ分けて記載します。
タクシー利用は理由を添える
タクシーを利用した場合は、「終電後のため」「重い荷物があるため」「公共交通機関がないため」など、理由を記載します。領収書の添付も必要です。
定期券区間を除外
通勤定期券でカバーされる区間は申請から除外します。定期券区間外の部分のみを申請しましょう。
記入例
営業訪問の交通費
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 申請日 | 2025年1月15日 |
| 申請者 | 営業部 山田太郎 |
| 利用日 | 2025年1月14日 |
| 区間 | 新宿駅→横浜駅(JR湘南新宿ライン)往復 |
| 金額 | ¥1,100(往復) |
| 目的 | 株式会社○○ 横浜支店訪問(定例打ち合わせ) |
| 備考 | ICカード利用。定期券区間外。 |
タクシー利用の交通費
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| 申請日 | 2025年1月16日 |
| 申請者 | 開発部 佐藤花子 |
| 利用日 | 2025年1月15日 |
| 区間 | ○○ホテル→東京駅(タクシー) |
| 金額 | ¥2,400 |
| 目的 | 顧客セミナー会場から駅への移動。機材(プロジェクター等)搬送のため。 |
| 備考 | 領収書添付。重量物搬送のためタクシー利用。 |
よくある質問
Q. ICカード利用で領収書がない場合は?
ICカード利用の場合、領収書は不要とする企業が多いです。利用区間と金額を正確に記載し、「ICカード利用」と備考に記載すれば問題ありません。
Q. 最安経路でないとダメ?
原則として合理的な最安経路での申請が求められます。ただし、時間短縮のための特急利用や、乗り換え回数を減らすための経路選択は認められる場合が多いです。
Q. 自家用車での移動は申請できる?
会社が自家用車の業務利用を認めている場合は、走行距離に応じた金額(例:1kmあたり○円)で申請できます。事前に上長の許可が必要です。
Q. まとめて申請しても良い?
月末にまとめて申請する企業が多いです。ただし、件数が多い場合は週次で申請するなど、こまめに処理する方が漏れを防げます。